受験生におすすめの栄養・食品・料理など食べ物に関する資格。
国家資格から民間資格までいろいろあります。就職のために取得するなら国家資格がお薦めです。
栄養・食品の資格一覧
- 管理栄養士<国> 傷病者に対する療養や個人の健康保持のための栄養指導を行う専門家 。管理栄養士養成校を卒業することで受験資格を取得。国家試験に合格する必要があります。
- 栄養士<国> 身近な栄養指導のプロとして、バランスのとれた理想的な献立を考案。栄養士養成校を卒業することで取得できます。
- 栄養教諭免許状<国> 学校で栄養管理・指導をおこなう栄養教諭になるための免許
- 食品衛生管理者<国> 食品の添加物や製造・加工の衛生に関して管理を行う国家資格
- 調理師<国> 取得者300万人以上のポピュラーな資格。料理が作られるあらゆる所に活躍の場がある。調理師養成校を卒業するか、調理師試験に合格すると取得できます。
- 専門調理師・調理技能士<国> 調理作業に必要な技術技能や広い知識が試される
- レストランサービス技能士<国> レストランでの接客サービスをするウェイター・ウェイトレスのサービス技能を検定する
- 製菓衛生師<国> おいしくて、しかも安全なお菓子を作るための知識と技術をもつ証明となる国家資格
- パン製造技能士<国> パン製造技能について検定する国家資格
- 食品衛生責任者 食中毒を防ぐため、食品関連の営業所・事業所で食品の安全を確保する
- 食品衛生監視員 食品の衛生・安全を守るために、検疫業務に携わる
- 介護食士 介護に携わる人から注目を集める、要介護者に適した食事作りの専門家
- 健康食品管理士 健康食品と健康とのかかわりを理解し、研究開発や販売におけるトラブルを防ぐ
- ヘルスケアアドバイザー 現代人の慢性疾患改善のために、薬や食事などに関する正しい情報を提供する
- ふぐ調理師(ふぐ包丁師) おいしいけれど、毒が怖いふぐを、安全に調理する専門技術を身につける
- きき酒師 日本酒のソムリエ「きき酒師」
- ソムリエ ワインや料理の知識だけでなく、企画力や管理能力も併せ持つサービスのプロ
- フードコーディネーター 幅広い知識と経験を身につけて、フードビジネスをトータルにコーディネートする
- フードスペシャリスト 「食」に関する高度な専門知識と技術を身につけ、流通・消費の分野で活躍する専門職
- 食生活アドバイザー(R) 栄養から食ビジネスまで食生活をトータルにとらえる視点が養われる
- 家庭料理技能検定 食生活に関する正しい知識と料理の腕前を試すチャンスに
- 惣菜管理士 食卓においしさを添える惣菜の質の向上を目指し、専門知識を身につける
- NR・サプリメントアドバイザー 健康食品やサプリメントの正しい摂取方法をアドバイスできる資格
人気の栄養・食品系の民間資格
和食検定
和食文化に対して正しい理解してもらうために始まったのが和食検定であり、今では多くの人がこの検定試験を受験しています。
和食検定には初級レベルと基本レベル、実務レベルがありそれぞれ様々な特色があるので、どのレベルを受験しても和食のことについて確かな知識を得ることができます。
問題を解くためには参考書が必要になりますが、和食検定試験用のテキストもしっかりと用意されていてインターネットから購入できるようになっています。
このようなテキストを使って勉強することにより合格へ一歩も二歩も近づきますが、それに加えて和食文化についての理解度も進み一石二鳥の効果があります。
栄養士+αの資格を目指すのも楽しいよ。
野菜ソムリエ
野菜ソムリエとは、日本野菜ソムリエ協会が認定する資格です。
食生活の欧米化などによって、普段の食事に肉をたくさん摂取する人も増えていますが、そのような中で、日本古来の食文化や、野菜を食すことへの関心も高まっています。
食事は健康であるために重要な行為です。心身ともにいい状態を保つためには、食生活を見直すといいですよね。
野菜や果物の知識を身につけて、その魅力や価値を社会に広めるために、野菜ソムリエの資格を取得して、その道のスペシャリストとして活動する人も増えています。
それを職業として活躍することもできますが、子供や家族のために知識を身に着けることを目的にしている人も多いです。
食育の一環としても、野菜の知識は重要なので、特に女性に人気。
調理師と栄養士の違いは?、どっちの資格がおすすめ?現役調理師のリアルな現実
食生活アドバイザー
普段の食生活、外食が多くなったり、ついつい好きな物ばかり食べてしまって、気づけばメタボリック症候群になってしまい、様々な病気を引き起こすことにも繋がります。
日頃の食事を、今の自分の生活スタイルに合わせたアドバイスを行ってくれるのが、食生活アドバイザーの仕事です。
食生活アドバイザーとしての活躍の場も年々増えて来ているのは、健康に対する意識が社会全体に広がっていることが理由にあります。
好きな物を、好きなだけ食べていたけれども、体調の不良を感じていて、やはり食の大切さに気付くものです。
体の悩みを解消するのには、どんな食生活をすれば良いのかを食生活アドバイザーがアドバイスします。
健康的な食生活が出来るようになります。
薬膳コーディネーター
薬膳コーディネーターは、薬膳で体調を回復させたり、健康管理ができるように目指す人をサポートできる資格です。
自らも普段の生活の中で知識を生かして生活すると、より良い結果につながります。
薬膳料理は、単なる料理ではありません。
食材と中薬を用いることで、健康維持や体質改善といった目的を果たすことができるのです。
中医学や薬膳学の知識を身につけ、それを生かすことができるようになります。
効果的な薬膳の組み合わせに関しても知っておくと、体のためになりますし、それを仕事としていかしていくこともできます。
薬膳コーディネーターは、レストランなどで活躍したり、インターネット上でアドバイスをする立場になることもできます。